第1回 ~人と人の関わりのなかで~

こんにちは、この度、本紙でコラムを書かせて頂くことになりました筧です。
私が稲沢市で人材派遣会社を興してから、今年で十八年になります。
創業当時は、ちょうどバブル崩壊直後…… 不景気のあおりから日本企業でも非正規雇用の潮流が広がっていた頃のことです。人材派遣という業種に携わっている仕事柄、また社長業を通じて、これまでたくさんの方々と出会ってきました。
人と人の関わりのなかから学ぶことに多さ、人と接する自らの姿を省みたときに、はっと気付くことの多さを日々感じています。

しかしながら、その重要性にまだ気付けていない人がいかに多いかということも痛感しています。それは「ゆとり世代」としばしば揶揄される若い世代ばかりではありません。
また、入社面接や派遣登録に訪れる就活中の人に限ったことでもありません。
ベテランの経営者であっても、時として鈍感になり、見失いがちなことなのです。

私の知っているある経営者は、能力が充分にあるにも関わらず会社の伝統・周囲からの期待を背負う自身が持てず、早々に社長の椅子を他人に譲ってしましました。
もし、その人がもう少し周囲の人と折り合いをつけることに前向きであったら……また客観的に自分の立場を見て、覚悟を決めて引き受けられていたら、伝統を守りながら会社の新しい一時代を築けたのではと思うと残念でなりません。

またある人は、異業種で現在成功しているにもかかわらず、何年も前の役職の肩書きを連ねています。挨拶の折でもその紹介を欠かすことがありません。
立派にやっている今の自分の生き方をもっと胸を張って肯定してもいいはずなのに、当人は以前の肩書きに価値があると考えているようです。
その肩書きが今の自分を表していないのに、それでしか人と繋がれていないのは、社会に出てから学歴を振りかざしているいるのと同じで、なんだか寂しいものではないでしょうか?

私はいつも自社のスタッフや、縁会ってお話をさせて頂いている公演・セミナー受講者のみなさんに「人や仕事を選ぶ前に、まず、あなたが選ばれる人になりなさい。」と伝えています。選ばれる人になるには、日々の人付き合いのなかで、客観的な自己分析を精査していくこと、一日の予習・復習をして、いかにそこで得たものを吸収していけるかどうかにつきると考えます。

次回からは私が体験したエピソードを綴りながら、皆さんと共有し、追体験として考える機会にしていただければ幸いです。                         H23.4.7

 
                 【プロフィール】筧 一己(かけひ かずみ)
          
                 人材派遣会社㈱リバース代表取締役。
                 のべ二万人以上の派遣スタッフを雇用す
                 る。愛知県ホームレス就職支援に携わる
                 他、婚活の為の結婚予備校 「はじめの 
                 一歩」を開校。
                 稲沢倫理法人会専任幹事。

 

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