第7回 ~選ばれる人になるためには~ 

こんにちは、筧です。私が会社を設立してから18年。人材派遣業ということもあり、その間に本社スタッフ・派遣スタッフを合わせ、のべ5万人を超える面接を行なってきました。今回からは、その採用面接にまつわるエピソードをご紹介したいと思います。

採用面接の時、私はよく「当社は何社目のご応募ですか?」と応募者の方にお聞きしています。すると、私の予想をはるかに超える30社、40社という回答が返ってくることがしばしばあるのです。そこで、さらに続けてこう質問します。「ご自信では、なぜ仕事が決まらないと思いますか?」世の中が不景気だから?いいえ、そうではないのです。

「自分に合う仕事がなかなかみつからなくて・・・。」と、やる前から仕事を選んでいる人の多いこと!中途採用の面接でも、転職に転職を重ねて、「前職の仕事は自分に合わなかったので。」という人を、私は何人も見てきました。

会社選びを続け、応募を繰り返していくうちに、いつか自分にぴったり合う仕事に果たして出会えるのでしょうか?悲しいかな、そういって仕事を選んでいる人ほど、採用後も長くは続かず、きちんとした技術や実務を習得できぬまま、また次のところへ転々としていく傾向にあるのです。「こんな筈じゃなかった。」と実地になってから不満を洩らす。この仕事は合っていないと、逃げ腰になる前にまず、自分自身が仕事に添うように合わせていく、その努力と工夫がどんな職種であっても必要です。

例えば、荷物運びのドライバーの仕事。業務内容をただ車を走らせるだけと思っている人がいますが、荷物の手積み・手降ろし、車両の清掃なども毎日必ず行なわなければならない仕事の1つです。リフトを使っての荷積みが必要な場合もあります。また、卸売市場からのルート配送では、八百屋や魚屋といった個々の店舗から依頼の荷物を集めるのに市場中を走り回ります。正しく配送するためには、荷として扱う野菜の名前や種類も覚えなくてはなりません。

事前にできるだけ具体的な業務説明をしますが、「そんなことまでするとは思わなかった。」と辞めていく。自分の予想と違う=自分には合わない、という決めつけで、やる気を失ってしまうのは、非常にもったいないなと感じます。

会社にも仕事にも選ばれる人になるには、枠を自分で作らないことです。面倒なことからも逃げない。手を抜いたり、逃げていては、その人から仕事も離れていきます。人生の方向性や天職におのずと気付けるようになるのは、目の前の仕事に打ち込んでみた、その後ではないでしょうか?

                                             H23.5.19

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