第49回 ~自分にとってのパワースポット 京都~

こんにちは、筧です。4月に入り、桜の開花宣言もちらほらと耳にするようになりました。もうすぐ春の行楽シーズン到来です。この中部圏からのアクセスもよいので、京都まで足を伸ばすという方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も仕事を片付けた平日にふらっと日帰りで京都までドライブするというのが、近年のリフレッシュスタイルのひとつになっています。車を走らせて1時間半ほど。午前中に京都入りして、少し早いお昼をとるのにまずは南禅寺方面へ。老舗の豆腐料理のお店で湯豆腐を頂き、お腹を満たしたところで、そこからさらに少し移動して、東山区の京都霊山護国神社へと向かいます。

高台寺に近い、この神社の参道の中腹には、坂本龍馬と中岡慎太郎の墓が残っており、20代のころに司馬 遼太郎の『竜馬がゆく』を読んでから大の龍馬ファンになった私は、ここに立ち寄ってお墓参りをするのがお決まりのコースとなっています。墓前で手をあわせて、静かに黙想します。幕末の偉人の前で、自分の抱えている課題と向き合い、自らに問いかけるひと時。壁にぶつかってモヤモヤしている時でも、ここが男としての踏ん張りどころ!とでもいうように、なんだか前に進む勇気をもらえるので、私にとってのパワースポットとも言える場所です。

暫く滞在してから、「維新の道」を通って八坂神社や祇園の方まで下っていきます。馴染みのちりめんじゃこ屋さんに顔を出して若旦那と語らったり、季節によってはライトアップを見に行ったり。あとの行き先は、その日の流れで自由気ままに決めてゆきます。行きあたりばったりの旅では、味わい深い出会いもあります。細い路地を歩いていて、ひっそりと佇んでいるお店に出会うと、興味が湧いて、引き戸を開けて中に入ってみたくなるのが私の性分。京都の街の中で、地元の人の生活に根ざした雰囲気があって、「ここは観光客が遊びに来るお店じゃないよ。」というオーラが出ていると、ますます気になってしまうのです。

そうやってお邪魔したお店で、店主や店番のおばちゃんと話をしているうちに、「ちょっとやってみるかい?」と言って、八ッ橋を焼く体験をさせてもらったり、漬物を糠から抜いて洗うのを手伝わせてもらったりということもありました。職人の手仕事に触れることで、仕事との向き合い方や時代に媚びない堅い商売を守り通す姿勢など、学ぶことが多々あります。日本人としての和の心を意識したり蘇らせてくれるのも京都です。伝統や文化・歴史が、時間を超えて脈々とその土地に息づいているのを感じます。「不易流行」という言葉がありますが、京都はまさにそれを体現している場所ではないでしょうか。思い立ったら吉日です、「そうだ、京都に行こう。」みなさんもこの春、いかがですか?

H24.4.6

このページの先頭へ

株式会社リバースは愛知県稲沢市から人材派遣・人材紹介などあらゆるサービスを全国にご提供しています。