第33回 ~自分に挑戦する機会を持つ~

こんにちは、筧です。このごろマラソン大会の告知や案内を目にすることが多くなりました。有名な「箱根駅伝」もお正月ですし、学校行事などでも、この時期の開催が多かったように記憶しています。そのせいか、マラソンというと私には冬の風物詩のイメージがあります。

最近では運動不足を痛感している私ですが、ここ2、3年前までは、知人に誘われて地元のシティマラソンに10kmの枠でエントリーしていました。仲間と走ることもあり、格好悪い姿は見せたくないので、歩かずに完走したいと思い、自己練習にも励んだものです。マラソンは競技中、自分の心との闘いが続きます。苦しいという自分の気持ちに負けてしまうと、足が前に進まなくなります。ゴールまでの長い道のりのなかで、折り返し地点までは歩かないぞ、次の電柱までは頑張ろうと、自ら小さな目標を設定しては、それに意識を集中して地道にクリアしていった者だけが、ゴールテープを切ることができます。

そして、段取り8割で、本番に到るまでの日々の練習の大切さを痛感するのもこの競技ならでは。会社経営の舵取りに通ずるものがあると、走ることをライフワークにしている経営者が数多くいることも頷けますね。たとえ距離が短くても、完走すれば、この距離までは自分はやれるんだという自信になり、味わった達成感の爽快さから、次はもう1つ上のクラスでどこまで頑張れるか試してみよう、と挑戦するきっかけになることが、本当に大事だと思います。

仕事の上でも、何かをやり遂げたことがあるのとないのとでは、随分と差が出てきます。例えば、120%の仕事をしたことがある人と、100%の仕事をしたことがある人、80%の仕事しかしたことがない人では、それぞれの見えているものや知っている領域が全く違います。トップセールスになったことのある営業マンは、頂上を知っています。そして、一番になるためのノウハウを、少なくとも1パターンは体得したと言えるでしょう。成功体験を過去の栄光にしてすがるのは良くないですが、オーダー0のどん底でも、もうダメだと投げ出さず再起をかけられる原動力になることは間違いありません。

いつも言われたことだけ、手を抜いて適当にしかやったことがない人は、自分の本当の実力がどの程度か知る機会を得ることもありません。達成感も手応えもないので、それを求めてモチベーションを高めるということもありません。自分にどれだけの腕があるのか、どれだけのスピードでできるのか、自分の限界は常に見定めながら、底上げしていくのがプロフェッショナルではないでしょうか。

H23.12.16

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