第9回 ~平常心って何だろう?~

 こんにちは、筧です。生きていると、人生の中には様々な時期があります。例えば、仕事で失敗が続く、就職活動で思うように結果が出ないなど、物事がうまく行かず、つまずいたり、煮詰まったりしてしまうような・・・。そんなときに、流れを変える糸口になるものはなんでしょう?普段通りにブレない落ち着いた心=「平常心」でいるためにはどうしたらよいでしょうか?

 私が思うに、状況が悪いときでも「平常心」を保つということは、「いかに現状を肯定し、受け入れているかどうか」によると考えます。お酒に逃げながら、「俺はついていない」とか「こんなことになって不幸だ」と嘆いても一時的な慰めにしかなりません。また、「○○が悪い」と、親や社会や時代、周囲の人のせいにして、いくら不平不満を並べてみたところで、状況が良くなることは望めません。まずは、昨日までの自分にどこか足りない部分がきっとあったから、今日できていないんだな、と今の悪い状況も丸ごと全て肯定してみることで、明日はここを直そう、次はこうしてみよう!と見えてくるものがあると思います。素直に自己反省してこそ、現状は打開できるのです。

 あるとき、受注をうけていたレンタルビデオのクリーニング作業に2人の新人スタッフがつきました。説明をしてから作業に取り掛かったところ、2人とも同じミスをしました。Aさんは「すみませんでした。」とすぐに謝り、申し訳なさそうにしています。もう1人のBさんは「そんな指示はきいてなかったですけど・・・。」と納得のいかない様子。

 改めて作業工程を説明し、再開したところ、Bさんはまた同じ失敗をしたのですが、今度は「私はちゃんとやったのにおかしいんです。これ、最初から不良だったんじゃないですか?」と言います。説明を聞き漏らしていたことを反省したAさんは再び失敗することはありませんでしたが、自分のミスを認めないBさんは「2度も失敗に遭って、私ってなんて運が悪いんだろう。」と、あまり責任も感じていないようでした。そんな風に失敗は他人のせい、成功するのも他力本願でいては、主体性がなく、思ったような改善も進歩もなしえないと感じました。

 毎日やってくるのは、昨日でも明日でもなく、今日という一日です。今日という日の連続が一ヶ月になり、一年になり、自分の一生になります。昨日までの自分の努力の表れが今日の自分を形作っている、今日からどれだけ変われるか、変えられるかで、明日の、そして未来の自分も変わっていきます。これが私の思う「平常心」の土台です。

 さて、今日のあなたは明日の自分にどんなバトンを渡しますか?

                                              H23.6.2

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