第30回 ~師走を前に立ち止まる時間を~

こんにちは、筧です。早いもので、2011年も残り1ヶ月となりました。忙しい師走の時期に入る前に、今年立てていた自分の目標の達成率や仕事ぶりに意識を向け、考える時間を持ちたいものです。日々の業務に追われるなかで、見失ってしまっていたものはないでしょうか?

仕事を通じてスキルアップしたいと思っていたこと、プロジェクトを始める前に抱いていた思い、自分がその仕事に携わる上での誇り・・・。ブレずにやれてきたか?あるいは、意味のある軌道修正をしたのかどうか。以前、りっしんべんの漢字「悔しい」と「忙しい」という言葉について、先輩経営者に言われたことがあります。

休日に社長仲間でゴルフをしたときのことです。スコアの悪かった初心者の私は格好がつかず、リベンジをしたくて、「悔しいから、来週もう一回付き合って下さい!」と誘いました。すると、先輩社長に、「筧、お前の今のその『悔しい』はあかんぞ。」と、たしなまれました。「『悔しい』という漢字は、『心』に毎日の『毎』いう字を書くだろう。お前は毎日どれだけ練習して『悔しい』って言うんだ?カッコ悪いからって努力もしなくて、『悔しい』なんて言葉は使うな。練習不足で成長もしてないうちに、本番に臨んでみても、結果は変わらんぞ。みんなお前がまともに回れるようになるまで待っててやるから、これから続けて練習してみろ。」

そのやりとりを見守っていた、別の社長がさらにこう言いました。「筧、経営者にとって『本番』は大事だぞ。人前で失敗したことを『いい勉強をさせてもらった』なんて言うのは、経営者失格だ。社長は、会社や社員を背負って生きているんだ。『勉強』なんて体裁のいい言葉で片付けていいもんじゃない。そのことも忘れるなよ。」若さや負けん気だけで臨んでみても、毎日の努力がいい加減だったり、鍛錬する猶予なくしてはモノにはならないと教えられた言葉でした。

「忙しい」という言葉もまた同じです。「心」を「亡くす」と書きますが、充実していることと、忙しいものは別ものですね。派遣の発注元の社長に言われたのは、「『忙しい、忙しい。』と余裕のない人には、本当にいい仕事を渡してあげたいと思っても、紹介するのをためらってしまう。ただでさえ忙しくしているのに悪いなとか、頼んでも大丈夫かな、きちんとやってもらえるだろうか、と思わせるだろう?だから、むやみに『忙しい。』と言ったり、人に思わせるようじゃ、その人は損をするね。駆け足でのあとひと月ですが、流されることなく、来年に繋がる取り組み方をしていきましょう。次回からは、「プロ意識とは何か」について考えていきたいと思います。

                                           H23.11.18

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